課題 ❹ こんな家が欲しいと思う、好きな写真や絵などを集める
この課題をしておくと、次のメリットがあります。
- 外観やインテリアのデザイン、色など、自分たちの好みがわかる(家族の好みがわかり、話し合いができる)
- 業者さんに具体的にイメージを伝えることができる
今はSNSやアプリもあるので写真など集めやすいですね。
その頃はまだスマホではなかったので、主に雑誌の切り抜きを集めてました。
テレビのドラマも、ストーリーそっちのけでキッチンやリビングのシーンを見てましたね(笑)
自分の好みはなんとなくわかっているような気はしていましたが、いいな、と思う写真を集めていると、自分の好きなものの傾向がはっきりしました。
また、家は自分の趣味嗜好だけを通すわけにはいかないので、家族の好みを把握して話し合うのに役立つと思います。
私達がお願いしたハウスメーカーでは、最初に好きな色や言葉を選ぶアンケートのようなものを提出しました。それによって割り出されたらしい3パターンのインテリアのイメージ写真の中で「どれが好みですか?」と聞かれた記憶があります。
そのように顧客の好みを把握しているようでした。
ハウスメーカーによっていろいろなのかもしれません。
私達は、自分たちが持っている家具などの写真や、集めた雑誌の切り抜きを何枚か見てもらうことでイメージを伝えました。
ただ、我が家の場合は、そのハウスメーカーの設計士の方の家を見学させていただく機会があり、好みがとても似ていて、その方に設計してもらうことになったので、イメージが伝わっていないかもしれないという心配はありませんでした。
これはたまたまそうなっただけで、言葉だけでは伝わらないこともあるので、写真を見てもらうのが確実に伝わる方法だと思います。
ただ、家の中のインテリアなどについては写真を集めることはできたのですが、平屋の外観の写真はあまり集めることができず、「こういう外観にしたい」というイメージはできませんでした。
住宅展示場へ行っても、これでもか!っていうくらい豪邸が並んでいて、平屋のモデルハウスなんてないですし😅
結局、なんの凹凸もない長方形で、壁の色も一色だけの非常にシンプルな家になり、シンプルが好みなのですっきりしていることに不満があるわけではないのですが、
シンプルならシンプルなりに、もう少しおしゃれな感じにできたのではないかなぁ😞
と思うのでありました。
あと、住み始めてから気がついたのですが、家の中をいろいろこだわっても、結局多くの人から見られるのは家の外側なんですよね。
そして、家の外観の印象は、家本体というよりも外構によるところが大きいということです。
どうして建てる前に気がつかなかったんだろう😣
門やガレージが立派だと、家の中も豪華なんだろうな、と想像するし、庭がきれいに整えられていると、家の中もきれいに掃除されているんだろうな、と思うように、家の外の雰囲気で家の中も想像してしまいがちだと思います。
他人がどう見ようと家の中が充実していればいいといえばいいのですが、我が家は外構の予算を全く考えていなかったので、もう少し外構に予算を配分できていれば、と反省しきり😭
ということで、家の外観は、最初から外構も含めて(予算も!)考えることをおすすめします!
外構にかける金額を削った分、自分たちで庭づくりをすることになってしまいました。虫が苦手で庭とかやりたくなかったからマンション暮らしがしたかった私が、ガーデニングに取り組む話はまた後日書きていきたいと思います。
まとめ
これで課題については終了です。
あらためて、課題はこちら。
- 新居に持ちこむ物をすべて書き出して、サイズを測る
- 自分たちが希望する家について、具体的にとことん書き出す
- 上の❷で考えたものについて、建ててから5年後、10年後、15年後、20年後……の生活を想像してみて、変化すること、不安なことなどをとことん書き出す
- こんな家が欲しいと思う好きな写真や絵などを集める
これらの❶、❷、❸を提出して、セミナーの講師の方に丁寧なアドバイスをいただきました(無料で!)。
家を建てる具体的な計画がないときにこれらの課題に取り組んだのですが、結局その約1年後に家を建てることになったので、本当にやっておいてよかった!🤣
家を建てるということは人生の一大プロジェクトです。将来家を建てる予定のある方は、じっくり取り組んでみてはいかがでしょうか。