課題 ❸ 建てた後、5年後、10年後、15年後、20年後……の生活を想像してみて、変化すること、不安なことなどをとことん書き出す
これは、課題 ❷ で書き出してみた場所について、その後を想像してみるということです。
変化がイメージしやすいのは子供部屋でしょうか。
子どもが小さいときはまだ必要ないけれど、成長していくと各自の部屋が必要になってきます。性別が同じかどうかでも部屋の区切り方も変わってくると思います。
収納するものも様々な変遷が考えられます。
そして進学や結婚で家を出てしまったあとその部屋はどうするのか?
お子さんが成長過程のご家庭では、この課題はかなり大切だと思います。
我が家といえば、夫婦二人の老後に向けての家なので、もともと平屋にしたいと考えていました。
平屋なら歳をとったときも大丈夫だろう
と単純に思っていて、
10年後、20年後、30年後も住みやすい家なのか?
じっくり考えたことはありませんでした💦
歳をとって体が思うように動かせなくなってきたときに、課題 ❷ で考えた家で暮らしている姿をイメージしてみました。
しかし、これを考えていたのは40代前半のとき。老後の生活を想像するのは難しかったです。
実家の母がどう生活しているかを見てみても、確かに2階へあがるのは億劫にはなっている感じではあったものの、まだそれほど不便そうでもなく、リフォームもしそうにもなく、といった具合で参考にならない感じでした。
ない頭を振り絞って考えたことは、
キッチンはガスよりIHの方が安全かも
家の中の段差は少なく、できたらバリアフリーがいい
歳をとったらトイレやお風呂の手すりは必要
水回りに関しては70歳前にリフォームを考えた方がいいかな
歳をとったらロフトに上がる階段はつらくなるから、ロフトは作るかどうするか
くらいでしたでしょうか😔
結局建てた家は、
キッチンはIHに
なるべく広い範囲をバリアフリーに
お風呂やトイレの手すりは今は付けない(将来のリフォーム時に付けることにした)
ロフトは作った
となりました。
ロフトをつけるかどうかはとても悩みました。
長生きしたら将来階段を登ることがつらくなる日が来るとは思います。
でも、それまでに2,30年あると思うと、老後のことばかり考えて家をつくるのもつまらないかなぁ、と思い、結局つけました。
家を建てて4年ちょっとたち、50代になった今も、正直言って老後の暮らしはまだまだイメージできません。
でも、将来のことも考えてみたことで、長く住むにはメンテナンスやリフォームが必要で、家を建てたときのローンだけではなく、リフォームのためのお金も用意しなければならない、ということが認識できたのでした。
平均寿命まであと30年以上。
今はとりあえず歳をとっても階段の上り下りができるように、運動したり、健康維持を心がけて過ごしていきたいと思ってます。