課題 ❶ 新居に持ちこむ物をすべて書き出して、サイズを測る
この課題をすることによって、次のメリットがありました。
1. 自分にとって適切な収納の広さや形を知ることができる
2. リビングや寝室など、部屋のサイズやレイアウトを考えるのに役立つ
3. 自分に必要でない物を捨てることができる
4. 物を買うときに慎重に考えるようになって、物が増えにくくなる
私は最初この課題を始めたとき、ただ単純に、家にある物の一覧を作る作業だと思ってました。
でも、家にある物をひたすら書き出していくうちに、自分の生活と物との付き合い方を深く考えることになりました。
自分の暮らしにこんなに物は必要なのか?
使わない物を収納しているのってどうなんだろう?
勉強のテキストやお菓子作りの道具など、やろうと思ってとってあるけれど結局やってない自分…
ちょっとおおげさだけど自分の生き方も考えさせられました。
この課題をすることによって注文住宅で家の間取りを考えるために役立ちましたが、物を減らすマインドになるので、断捨離したい方にもおすすめです。
その当時まだ家を建てる具体的な計画はなかったので、家にある物を全部調べることにしました。
さらっと書きましたが、家にある物全部?って思いますよね?!
そんなことめんどくさいって思いますよね?
はい、非常に面倒で大変でした!!
嫌になってサボってた期間もありました😑。
それでも、途中で投げ出す気持ち悪さと、やっぱり物を減らしたいという気持ちで再開し、なんとかやり終えました。
数ヶ月かかったと思います。
こんな偉そうに言っている私も、途中からちょっと手抜きした方法で進めたのでそれも最初に白状しておきます。
やり方は別に難しいことではなく、部屋や場所ごとに物とそのサイズをひたすら紙に記入していくだけです。
一番物が少ない場所から始めると心が折れにくいかと思います。
私は大きな物、例えばダイニングテーブル、ソファ、ベッドや、テレビなどの大きな家電から始めました。
(大きな家具などはマイホームを建ててから購入される方も多いかもしれません。その場合は、希望の商品の大きさを調べておくのがよいと思います。)
本類もサイズがある程度決まっているので手がつけやすいと思います。
本棚のサイズ、本のサイズ、雑誌、単行本、新書、文庫本、漫画それぞれ何冊などなど。
テレビ周りだと、テレビラックのサイズ、レコーダー、DVD何枚、リモコン、テレビゲーム機などなど。
キッチンでは、食器棚だと、棚の段数や長さ、引出しのサイズや数、中の食器の種類や枚数など。シンクやコンロ周りの調理道具が入っている場所のサイズや鍋の大きさや数、こまごました調理器具、調味料、タッパーの数などなど。
考えただけで嫌になってきますね😑
あとクローゼットや収納ボックスの洋服類もたくさんありますよね💦
あまりにも大変なので、こまごました調理器具、文房具、衣類などは、入っている引出しのサイズと、中にあるものとその数をチェックするだけにしました。
調べている間、
自分、どんだけ物持ってんねん!
って文句言いながらやってました😤
使ってない物や数多すぎな物もボロボロ出てくるのですが、
ちゃんと使っている物もこんなにある!ということにもびっくりしました。
普通に生活するだけでこんなに多くの物を使っているということは、贅沢で幸せなことなのか、それともそれによって管理することのストレスが増えてしまって不幸なことなのか、ちょっと考えてしまいました。
使っていない物は処分し、
使っている必要な物を確認して、
自分にとって必要な物を収納できるだけの広さがあったのか
収納している場所のサイズや形は適正だったのか
取り出しにくかったり片付けにくかったりしなかったか
使う場所の近くに収納されていたか
などを考えると、
新居のリビング、ダイニング、キッチン、玄関、クローゼットなどなど、それぞれの場所で、自分に必要な収納の広さや形がわかってくると思います。
各部屋に今ある収納が足りていなかったら増やす、余っているなら減らすとなります。
たとえば、
リビングやダイニングは、各家庭で収納したい物が多分違うので、棚がいいのか、引出しがたくさんあったほうがいいのかなど、収納の形も広さもそれぞれ異なりそうですよね。
キッチンは、食器棚は何段くらい必要か、鍋などの収納は引出しと開き扉のどちらが使いやすいのか、パントリーはあったほうがいいのか、なくても大丈夫か、などなど。
クローゼットは、吊るすバーは何メートル分必要か、Tシャツは引出しが何個分、セーターは、下着は、靴下は、……などなど。
場所を確保できるなら収納は多いに越したことはありませんが、収納場所の広さだけでなく、適切な形の収納にするというのも重要だと思います。
あと、使う場所の近くに収納されてないことで、面倒になって片付けが後回しにする原因にもなっていたり(めんどくさがりなもので😅)、適切な収納の形でないことで、空間をこんなにロスしているのか!ということにも気づきました。
ちょっと話がずれるかもですが、その当時、掃除機のホースをグルグルして置いてあった上の空間がもったいないと思い、充電式のコードレススティック型掃除機に買い換える決意ができました。買い替えてみて、スティック型掃除機はコンパクトに収納できる上にコードレスの掃除のストレスの少なさといったら!その当時、なんで早く買い換えなかったんだろうって自分を恨みましたね。今はさらにロボット掃除機の時代ですけど。
閑話休題。
この課題をやっておいたおかげで、家の間取りを考えたときに、
それぞれの部屋に必要な広さの収納を確保できているか
棚や収納家具を買うとしたらどのくらいのサイズで、どこに置くか
それらの家具をレイアウトをしたときに充分な空間が取れるか
をイメージすることができました。
もちろんこれで完璧な収納が作れるということではないですが、自分の所有物をしっかり把握できたことで、もし作った収納に物を納めきれなかった場合は物を減らすことができる自信もできた気がします。
また、何か新しい物を買う前には収納場所をまず考えるようになりました。
収納場所がないなら、
のを心がけています。
ここまで読んでいただいてお疲れさまでした。
自分の持ち物を調べる作業、ほんとうに大変だったので、「絶対やったほうがいい!」とは軽々しく言えません💦
でも、自分は頑張ってやってよかったと思ってます。興味を持たれた方は、ぜひ1ヶ所でもやってみてください!