ロフトのメリット・デメリットを考える

ロフトとは、家の屋根裏を利用した小部屋のことだそうです。

ロフトは階数に算入しなくてもいいことになっていて、固定資産税の課税対象面積に含まれません。そのかわり、高さ制限と広さ制限があります。

高さは1.4m以下
広さは直下階の床面積の2分の1未満

これ以上になってしまうと2階とみなされてしまいます。

ロフトは、家を広くすることなくプラスαのスペースを作ることができるので、有効活用できればメリットになります。

しかし、老後の安心のために平屋の家をつくるのに、階段をつけてしまったら2階建てと同じことになり、歳をとったら上がれなくなって結局持てあましてしまうのでは、という心配もありました。

さらに自治体によっては、ロフトへの階段は取り外し可能なハシゴのみに限られる場合もあるようです。

ハシゴの階段だと、物を持って上がることは年齢に関わらず難しく、収納場所にしづらいし、歳をとったらハシゴをのぼることもキビシイですよね。

幸い、我が家の地域では固定階段の設置もOKだったので、悩んだ末、

  • スペースが増える
  • 70歳まで20年以上あるしロフトがある生活は楽しそう

ということで、つくってしまいました。

ハシゴの階段しかつけれられないようであれば、ロフトはつくらなかったと思います。

ロフトの位置は以下のとおりです。

勾配天井を利用して、家の南側の浴室や脱衣所などの上にあたるピンクの線で囲った部分がロフトになっており、手すりがあるだけのオープンな空間になっています。

間取り ロフト

横から見たときにロフトの部分はピンクの線で囲ったあたりです

横から見たロフトの位置の図
目次

ロフトのメリット

住んでみて感じたロフトのメリットはこちら

  • 吹き抜けのような感じで開放的な空間になり、広く感じる
  • ロフトから1階を眺めるのが意外と楽しい
  • オープンなつくりなので部屋ではないものの、同じフロアにいるよりはお互いの気配が薄れる
  • 一部を収納に使えている
  • 冬はロフトのほうが暖かい(温度が高い)。これは、単純に暖かい空気が上にいくので、ロフトの方がより暖かいということです。ロフトがあるから1階が寒いということではありません。心地よくて眠くなります。ロフトがあることで冷暖房効率は多少悪くなってはいるのでしょうが、気になるほどではありません。

次はちょっと番外編。

  • ロフトの手すりをアイアンにしたので洗濯物が干せて便利。我が家はいまだ普通の縦型洗濯機。乾燥機能もあるけれど使ったことがありません。ということで、雨の日には手すりが大活躍。よく乾きます。お客様が来るときは干せませんが😅

ロフトのデメリット

住んでみて感じたロフトのデメリットはこちら

  • 天井が一番高いところで1.4m以下なので、まっすぐ立つことはできない。掃除でモップをかけるときは中腰でかなりきつい😣。柱や天井に頭をぶつけることもしばしば。だいぶ慣れてきましたが。
  • 夏は暑い
  • 階段を上るのはちょっと面倒、下るのは固定階段とはいえ気をつけないといけない。老後もロフトを使用できるかどうかわからない

まとめ

ロフトはつくってみたものの結局使わなくなったという話をよく聞きます。ネットで見ても「使い方を考えてつくらないと結局使わなくなったり物置になったりする」とありました。

我が家は使い方を特定せずにロフトをつくってしまいましたが、今のところ、真夏は使いづらいもののロフトがあってよかったですね。

我が家はオープンなロフトですが、天井までの高さがないせいか、こもっている感じというか、わりとプライベート空間ぽい感じもあります。

読書に集中できるので、本棚でも作ろうかと考え中。

歳をとっても階段の上り下りができるよう、今から足腰を鍛えたいと思います。

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