モデルハウスを見学するときに営業マンを断る方法
家づくりを考え始めて「住宅展示場に見学に行ってみよう」と思う方は多いと思います。
そこで私たちが気になったのは
モデルハウスに入るときに、年収を書かされる
営業マンがずっとつきっきりで営業トーク&家にも営業電話がかかってくる
という2つのこと。
私たちが住宅展示場に行ったのはかなり前のことで記憶が曖昧なのですが、モデルハウスの見学をする前に記入する用紙に年収の欄があったのは1社だけでした。内心ビクビクしてたんですが😅
それ以外は年収を書かなくても案内してくれて、それほど営業トークという感じでもなくむしろ紳士的に説明してくれた記憶があります。
それにしても、最初にいきなり「年収書け」って、メーカー側としては、こちらを客に値するかどうか査定しているわけですよね?すごくわかりやすい(笑)
1社だけだったので、その時点でそのメーカーの印象は正直言ってよくはなくなりましたね。
そして、その当時は知らなかったんですが、その見学で説明してくれた営業マンが後々担当になるらしいですね。
私たちとしては、そのメーカーで建てると決めているわけではなく「参考までに見てみたい」くらいのときに、つきっきりで営業トークをされるのは嫌だな、というのもあるんですが、手間を取らせてしまうのは申し訳ないという気持ちもあったんです。
そこで、営業マンから解放される方法として、
バカ正直に年収を書かないで半分の金額を書けば「どうぞご自由に見学してください」って言われる、と聞いたのでやってみたんです。
夫はかなり心理的に抵抗があったようですが😅(うんうん、そりゃそうだよね)。
そしたら「どうぞご自由に見学してください」って本当に言われて、自由に見学できました!
本命のメーカーではそんなことはしない方がいいと思いますが、参考までに。
結局その後営業電話がかかってくることもなく、我が家は収入を見るまでもなく相手にされていなかったということでしょうか??営業マンってすごい!🤣
相見積もりをとらなかった理由
注文住宅を建てるとなったら、皆さんネットで検索すると思います。私ももちろん検索しまくりました。
そこでよく出てきたのが「相見積もりが重要」という話。「3社くらいを比較するのがベスト」とありますね。
我が家では簡単な見積もりを出してもらっただけで、いわゆるきちんとした相見積もりをとるということをしませんでした。
その理由は以下のとおりです。
- 工務店は候補に考えずハウスメーカーのみに絞ったため、坪単価など価格の情報や内装外観の特徴は、モデルハウスや資料を見たり、ネットを検索すればだいたいわかると思ったから
- きちんと比較するとなると、メーカー側もこちらも労力がかかりすぎると思ったから
- 出してもらった見積もりを細かく比較すればするほど悩んで選択できなくなりそうだと思ったから
- 「これだけしてもらったのに断るのが申し訳ない」と思ってしまう精神的負担が嫌だったから
例えば3社に見積もりをお願いするとしても、ほぼ同じ間取りで、窓、床材、設備など同じグレードのもので比較しないと価格の比較は意味がないと思ったし、仮にそのような見積もりが3社からあがってきたとして、自分たちがそれをきちんと比較できる知識があるのか、という問題もあると思いました。
また、仕様を変えれば価格も上下するため、きちんと比較するには3社それぞれとかなり詰めた打ち合わせをして見積もりを出してもらうことになり、それはとてつもない労力と時間がかかることだと思ったのです。
たしかに、各ハウスメーカーがどんな提案をしてくれるのか、それはとても興味深いし、担当者や会社の雰囲気もわかる点はとてもいいと思います。しかし「間取りは〇〇ハウスがいいけど、仕様は◎◎ホームがいい」「提案は気に入ったんだけど、担当者や会社の対応がちょっと……」などとなった場合、非常に悩みますよね。
そして最後に、気に入らなかった場合はお断りをしなければなりません。断られるメーカー側も、断る自分たちも辛いですよね😔
しかも、消去法で1社に絞ればいいというものではなく、いいと思うメーカーがなければさらにまたほかのメーカーの見積もりを、となったときの徒労感を想像しただけで嫌になってしまって😣
以上のような理由で、相見積もりをとらずにメーカーの選択をしました。
もちろん、比較検討は大切だと思います。
我が家の経緯からC社で決まらなければ、ふりだしに戻って数社から相見積もりをとったかもしれません。
住宅会社の選択は本当に難しいですね。