ものぐさ初心者ガーデナーが、手間のかからない庭にするために気づいたこと その2

ガーデニングのイラスト
目次

宿根草は秋に植えたほうがしっかり成長する気がする

ヒューケラのイラスト

宿根草を主に植えている我が家の庭。春と秋に多くの苗が売り出されるので、園芸店へ行ったりネットで購入してせっせと植えていました。

秋に植えるのは 10 月頃。寒冷地の我が家でもまだ寒くはないですが、これから寒くなっていくのを徐々に感じ始める頃です。なので、耐寒性のある宿根草を植えていても、「こんな小さな苗がこれから来る寒い冬に耐えられるのだろうか」と心配していました。けれど、春になるとちゃんと新芽が土の中から顔を出すのです😃

寒い冬に地上部は小さくなったり枯れたりしていても、土の中ではしっかり翌年への準備をしている植物の逞しさには毎年感動してしまう私です。 

春になって、まだ庭に空きがあるなーと思って苗を買い増して植える年もありました。そんなとき、秋に植えるより春になってから植えた方が越冬できるか心配する必要もないし、花を見るまでの期間が短くていいんじゃないかと思ったりもしました。

しかし、春に植えた苗はその年はあまり花が咲かなかったり、株が大きくならずそのまま秋を迎えてしまうことがちょこちょこあったのです。

秋に植えて冬を越した株の方が、春から秋にかけてもしっかり成長して翌年もたくさんの花を咲かせてくれる気がするんですよね。株がしっかりするというか。

ということで、宿根草はできれば秋に植えることにしています。とは言っても苗が売り切れちゃったりしてなかなかうまくはいかないこともあるんですけど😭

背の高い草花は避ける

植物のイラスト

狭い庭なので、グランドカバープランツや草丈の低い植物を植えていましたが、それだと変化がなくて、地味で華やかさのない庭だなぁ😞と思ってました。

そんなある年、お隣さんからコスモスの種が飛んできて芽を出したので、「これはラッキー😃」と思いそのまま育ててみることにしました。前の年、お隣の庭のコスモスがとてもきれいだったのです。

コスモスはどんどん成長して背丈が伸び、濃い目のピンク色の花もたくさん咲いて、我が家の庭にしては存在感のある華やかな場所になりました。苗も植えず、タダでこんなキレイな花が咲くなんて !

ところが、喜んでいたのも束の間、背丈のあるコスモスは強い風に吹かれて、倒れそうな倒れなさそうななんとも中途半端な乱れた状態になってしまいました😵

我が家は週末にしか世話ができないので、その間の平日はそのまま放置されてしまって手入れができていない庭の姿そのもの……😓

紐で囲ったりして倒れないように試みましたが、それでも一度傾いた茎は直立はしてくれないんですよねぇ。花後は株を抜いて撤収しました。

その後も草丈が 1m くらいの植物をいくつか植えてみましたが (←学習能力がなく懲りてない😅)、やっぱり同じように中途半端に倒れて、

傾いた方向にあった草花には日は当たらなくなるわ、そのせいで土も乾かず根腐れするわで周りの植物まで散々な状態になりました😭

我が家は山が近く、風が強い日が多いようです。

なので、草丈の高い植物は植えないと心に誓いました (←さすがに学習して懲りた😌)。

背丈のある花がなくても地味にならないようにするために、背丈が低くても華やかな色の花が咲く植物を増やそうと考えています。

種類は少なく、1種類をボリュームアップした方が手入れも楽だし見栄えもいい

クローバーのイラスト

その 1 に書いたことと重複してしまう部分もあるのですが、植物の種類は多ければ多いほど世話は大変になります。

土は乾いていた方がいいのか、それとも乾燥には弱いのか、肥料はどんなものをどのくらいの間隔であげればいいのか、またはあげない方がいいのか、などなど植物によって世話の仕方は違うわけです。

「いつ肥料あげればいいんだっけ ?」「この花はどうやって花がら摘みするの ?」「花後はどうすればいいの ?」「剪定っていつするの ? どうやってするの ?」などなど、一つの植物でも世話することが次から次へあるのに、初心者が欲をかいてあれこれ手を出してしまって、いっぺんに多くの種類の植物を植えてしまってもう大変💦

初心者が欲張りすぎて反省しました😣

しかもいろいろ植えたくて 1 種類につき 1,2 株しか植えてないので、なんだかまとまりのない散漫な感じになってしまいました。自分のセンスのなさにショック😱

1 種類の植物のボリュームがある程度あった方が、存在感が出て見栄えもよくなりやすいのだと思いました。

我が家の庭で元気に育つ植物もわかってきたので、我が家の庭の環境にあった植物を株分け等で増やして、ボリューム感が出るようにしていきたいと思っています。

とは言いつつ、いろいろお花があるのは楽しいので、これからも苗を見ると買ってしまいそうですけど、自分の手が行き届く範囲で、ということで。

まとめ

ガーデニングを始めてはや数年、わかったことは

手間がかからない庭というのはない !

ということ。ここまで「手間のかからない庭にするために」などといろいろ書いてきたくせにちゃぶ台返しですね😅すみません🙇‍♀️

やっぱり庭は手間がかかります。

  • 雑草が生えないようにグランドカバープランツを植えましょう
  • この植物は肥料もいらず、乾燥にも強くて水やりも必要ありません
  • 害虫はつきにくい植物です

などなどの文言を頼りに数年ガーデニングをしてみましたが、なんだかんだで手間はかかります。

というか、ネットや本で調べた「手間のかからない」と自分基準の「手間のかからない」の間には大きな隔たりがあったんですよねぇ💦

オシャレなお庭のガーデナーさんの「手間はかけてません」っていうのは、私からしたら、女優さんが「特別なお肌の手入れはしてません」っていうのと同じですね。

元々のレベルが違う、かつ、「してません」のレベルも違うという😅

そしてネットや本で見た、こんな庭にしたいなって思った写真は、よくよく見ると、広いお庭で、雰囲気のあるガーデニング雑貨がさりげなく、実にさりげなく置かれていて、もう庭の雰囲気が違うんですよねぇ……全くわかっていなかった私。

我が家の庭はそんな素敵な庭にはならない……と挫折感でいっぱい😭

そんなに簡単におしゃれな庭は作れないですよね😔

でも、ガーデニング、思ってたより楽しいです。

相変わらず虫とか苦手ですけど、一番苦手だったカエルには慣れてきました。 と言ってもまだ触れないですけど。カエルは、こちらに向かって攻めてはこないということがわかりました。こちらが近づくとカエルは逃げます➰

庭づくりは気長に
土壌改良も気長に

おしゃれな庭にはならないかもしれないけど、ガーデニング、もう少し楽しんでみようと思ってます。

手間はかかるけれど、それでもなるべく手間のかからない庭を目指すぞーということで。

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