ものぐさ初心者ガーデナーが、手間のかからない庭にするために気づいたこと その1

4 年ほど前にガーデニングを始めました。

なにもわからない状態からネットで調べたり本を読んだりして、まず最初に決めたことは

  • 鉢植えはしない
  • バラは植えない

でした。

地植えならばよっぽど日照り続きでない限り天然の雨が降れば水やりは必要ありませんが、鉢植えは水やりをする必要があります。二拠点生活のため基本的に週末にしか庭の手入れができず、鉢植えの土の様子を見て適切なタイミングで水やりをすることができません。なので、鉢植えは作らない、と決めました。

でも、お店で見ると寄せ植えを買いたくなったり、自分で作ってみたくなるんですよねぇ。玄関に置いたらキレイだろうなぁ、とか思っちゃうんです。でもそこはぐっとこらえて、世話がちゃんとできるのか ? と考えて、衝動買いしないようにしてます。

そしてバラ。素敵なお庭の写真には必ずと言っていいほどあるバラ。本当にバラは美しいです😍ガーデニングをしているとバラを植えたくなるのだろうなぁと思います。でも、バラは世話が大変で虫もつくと聞いたので、ものぐさ初心者の私は絶対に手を出すまい、と心に誓いました。

そしてなるべく手間をかけたくないということで、宿根草とグランドカバープランツを主に植えていくことにしました。

数年間、思い描いていたようにならないこともいろいろ (というか思い通りにならないことばかり😢)。

そんな初心者ガーデナーの私が、最初はまったくわかっていなかった、なるべく手間をかけずにそれなりに見栄えのいい庭にするための植物選びのポイントなどを書きたいと思います。

今考えれば、そんなの当たり前だろっていうことばかりだし、いまだに見栄えのいい庭には程遠い状態なので😅、初心者ガーデナーの初歩的な気づきとしておおらかな気持ちで読んでいただけると幸いです。

目次

花が咲く時期と期間を考慮する

芽に水をかけているイラスト

我が家は寒冷地にあり冬は花がほぼなしの庭ですが、春になり新芽が芽吹いていろんな花が咲き始めると、それまで地味だった庭がいっきに華やかになります。それはそれはうきうき楽しいときです。

でも、花ってずっと咲いているわけじゃないんですよね。そんなの当たり前だろっていう話なんですけど💦

好きだなぁと思った花をとにかく植えていって、花がいつ頃咲くのかとか、どのくらいの期間咲いているのかということを、まったく考えていなかったのです。

ということで考慮した方がいいポイント1つ目が

花の咲く時期

花の咲く時期のことなど何も考えずに苗を植えていったのでほとんどの花が春に咲いてしまい、夏に咲く花はごくわずか。さらに私は淡い青系や白い色の、しかも小さくて地味に咲く花が好きな傾向があるようで、花がまったく目立たず、夏の間、ほぼ緑一色のような彩りのない花壇になってしまいました。

遠くから見ると、花がない庭って、雑草が生えた手入れのされていない庭と同じように見えてしまうんですよね……

個人的な感想を言えば、好きな花を見ているのでそんなに気にはしていなかったのですが、お隣さんに地味な庭と言われてしまって苦笑い😅

なので、花の時期を確認して、春だけでなく夏から秋にかけても花が咲いている庭にしていこうと模索中です。

そして、ピンク色の花も植えるようにしました。特に濃い色の花は庭を明るくしてくれて、見栄えが全く違います !

そしてポイント2つ目は

花が咲いている期間

これは、1 種類の植物の花の咲いている期間、ということです。

1 年草は毎年種を撒いて育てたり、苗を買ってきて植えるのも手間だなぁと思って、私は宿根草を中心に植えていました。花が咲いている期間はだいたい 1~2ヶ月くらいの植物が多いでしょうか。

宿根草は花期が短いものが多く、1 年草のほうが花期が長い傾向があるようです (こんなことも最近知りました💦)。

咲いている期間が長ければずっと楽しめますし、植物の種類を増やさなくても花の多い庭にしやすいです。これも当たり前のことなんですけど、まったく考えていませんでした😞

花が咲いていない時期の手入れの手間や見栄えが実は重要

緑の草のイラスト

花が咲いている期間は前述のように 1 年のうちの 1~2ヶ月。もちろん長いのもありますが、特に宿根草の場合、それ以外の時期を見ている期間のほうが長いのです。

花がない時期にどんな状態なのかは、手入れの手間と見栄えに結構影響するんですよね。

春から秋にかけて、植物それぞれに芽が出て成長する時期、花が咲く時期、花後の葉っぱだけになる時期がそれぞれあり、花が咲くまでの成長している時期は色も形も元気でいいのですが、気になるのは花後の葉の様子。

葉っぱだけの期間に、土が見えない程度に適度に葉が生い茂っていてくれているのが理想なのですが、元気に伸びてしまうため他の植物が覆われて弱まってしまわまいように手入れして制御する必要があったり、逆に夏はこじんまり小さくなったり葉の色が悪くなってしまったりで見栄えがいまいちになってしまったり。

よそのお宅のお庭を見ているときは、次から次へといろんな花が咲いてきれいだなぁと花ばかり見ていて、花が咲いてない植物もきちんと手入れされていることで庭がきれいに整っているということにまったく気づいていなかったんですよね💦

春から秋にかけては常に雑草との戦いがあるので、さらに手入れの手間がかかるのは大変です。暑い中、長時間作業するのは本当に危険なので要注意です ! 🥵

なるべく手間がかからないようにするには、花がない時の世話の手間も考えて植えたほうがいいとつくづく感じているのでありました。

ただ、それって育ててみないとわからないんですよね😅。そして、そんな都合のいい植物が欲しいなんて自分勝手な話だなぁ、と思わないでもないんですが💦

自分の庭の特徴を知り、その環境にあった植物を植える

ガーデニングイメージのイラスト

まずは気候。

我が家は寒冷地にあり、家を建てて庭木を選ぶときに、寒冷地では選べない木があることを知りました。自分の無知さが恥ずかしい😅

宿根草は耐寒性がある植物が多いので、宿根草選びにはそれほど支障がないことが多いのですが、「この花かわいい ! 植えてみたいなぁ」と思った植物が「冬は室内へ」などとなっている耐寒性がない植物であったら、「そこまでの世話ができるか ?」と考え、ものぐさな私にはできないなぁとだいたい諦めることになります。

そして、庭の環境や状態。

日当たりの良し悪し、水はけの良し悪し、土の状態、広さなど、植物には向き不向きがあることを、ガーデニングをしてみてしみじみわかりました。

しかもこれは自分の庭の状態や環境はそれぞれ違うので、ネットや本から情報を集めることができません。もちろん、日陰でも大丈夫な植物とか乾燥に強い植物とか、特徴はわかりますが、いざ植えてみると思うようにいかないことも多々ありました。逆に意外と大丈夫だったなんてこともあるし、とにかく植えて育ててみる ! これしかないんですよねぇ🤔

好きな花なんだけどなかなかうまく育たないなぁというものは違う場所に移してみたり試行錯誤してみてはいるものの、枯れてしまったり消滅してしまったりすることが多いんですよねぇ😢

枯れてしまってめげつつも、だんだん、うちの庭でも元気に育つ植物もわかってきました。

庭の状態に向いている植物を植えるほうがやはり手間はかかりません。元気に育っている植物を株分けしたり、同じ種類で色違いの花の苗を増やしていこうと思っています。

好きな花が自分の庭の環境にあった植物だったら一番いいんですけどね。

続きは次回へ

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