グランドカバープランツとして定番のアジュガ。
我が家で今まで植えてみたのは 次の 3 種類。
- アジュガ ‘ブラックスカップ’
- アジュガ ‘レプタンス’
- アジュガ ‘キャトリンズ ジャイアント’
(レプタンスについては、お隣のお庭からわけて頂いただいたもので、品種はわからないということでしたので、調べてみて葉の形や色から判断しました)
アジュガは耐寒性バッチリ。耐暑性もそれなりにありますが、耐陰性があり、どちらかというと日向より明るい日陰くらいの場所のほうがいいようです。我が家でも、日当たりのいい場所に植えたアジュガより、日が当たる時間が短い場所の方が元気よく広がっています。
ランナーで株が広がり、葉が地面をびっしり覆います。よく育って広がりますが、根がとても浅いので制御は楽です。
花の時期は 5 月頃 (我が家は寒冷地にあるので少し遅めです)。花の高さは品種によって違いますがだいたい 15 〜 25cmくらい。花は高さがあるので存在感があります。
3 種類それぞれの様子を紹介します。
アジュガ ‘ブラックスカップ’
ブロンズというかチョコレート色のような葉の色が気に入って、一番最初に植えてみたのがアジュガ ‘ブラックスカップ’。
濃い目の紫の花が咲きます。他の 2 種類のより花の高さは低めで 15cm くらい。葉の色もブロンズの深い色なので、とてもシックな雰囲気になります。
渋めの色が好きな方にはたまらない色合いだと思います。
少し残念だと思う点は、葉も花も色が濃い目なうえ、花の背丈があまり高くないため、離れて見ると花の色が目立ちにくいかなぁということ。近くで見ると深くてきれいな色にほれぼれ😍するんですけどね。
花後、夏から秋の間は葉が茂って広がります。葉も他の 2 種よりも小ぶりな感じですが、光沢のある葉なので存在感があります。
真冬は、寒冷地の我が家ではこんな感じ (2 月頃)。
白く囲ってある方がブラックスカップ、緑の方がキャトリンズジャイアントの葉です。半分枯れている感じできれいとは言いがたいです。春になると元気に復活してくれます。
上記の写真、気になった方もいらっしゃるかもしれませんが、右下に砂利が見えます。もともとはちゃんと花壇の土に植えたんですが、どんどん砂利の上にまで広がりました。それくらい丈夫で繁殖力があります (3 種類とも)。
アジュガ ‘レプタンス’
最初にも書いたようにお隣からいただいたこのアジュガ ‘レプタンス’。
ブラックスカップより花の色は少し明るい青紫、花の背丈も少し高くなります。葉はブロンズが少し入りますが緑色なので明るい感じになります。
繁殖力は 3 種類の中で一番だと思います。3 株植えて 2 年でこんなに広がりました (写真に入りきらないくらい広がってます)。
花後は、緑とブロンズの色合いがきれいです。これだけびっしり密集してくれていると雑草が生えるすきがありません ! すばらしい !! ちょっと密集させすぎかも💦
真冬は他のアジュガと同じように半分枯れた感じになります。
アジュガ ‘キャトリンズ ジャイアント’
アジュガがグランドカバーとして優秀なのがわかり、もっと広い範囲をカバーできたら、と思って植えてみたのが ‘キャトリンズ ジャイアント’。その名の通りアジュガの中では花の背丈が高く (25cmくらい)、葉も大きい品種です。
ヒューケレラとコラボがとても気に入っています。花も葉も大きいので豪華な感じになります。
花の色はブラックスカップとレプタンスのあいだくらい ? の青紫。葉は緑の部分が多いですがブロンズも入っています。花後の葉はこんな感じ。
葉が大きいので、覆う土の面積も広くなります。ヒューケレラの葉を覆いつくしてしまうので注意が必要なくらい元気です。
(冬の葉の様子は ‘ブラックスカップ’ と一緒の写真をご覧ください。)
まとめ
アジュガは、ほとんど手間もかからず丈夫で広がりも制御しやすく、グランドカバーとしてとても優秀。
耐陰性があるので、午後から多少日の当たる西側の花壇のグランドカバーとして活躍してくれています。
今のところ虫はついたことがありません。唯一気をつけたほうがいいのは夏の間の蒸れ。ランナーでどんどん広がっていき、密集してぎゅうぎゅうになるのでたまにすいています。
個人的にアジュガの特にいいと思う点は
というところです。
また、アジュガはたくさん種類があり、花の色も白、ピンク、青紫系とありますし、葉の色もブロンズから斑入り、ライム、シルバー系まで多種多様。
我が家は今のところ青紫系の花だけなので、他の品種も植えてみたくなっているグランドカバープランツです。
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