転勤族でよかったこと

転勤族生活を振り返ってみたらいろいろ思い出してきたので、まずよかったことあげてみます。

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観光&おいしいものをじっくり堪能できる

なんといっても観光ができることですね。

転勤が決まると、まず、るるぶなどのガイドブックを買います。引越し準備は忙しくて大変なのですが、そんな中転居先近くの観光地や特産品をチェックして、「転勤したらあそこ行こう、あれ食べよう」と少しでも楽しいことを考えます。それくらい楽しみがないとやってられません😤

そして引越し後、荷物がある程度片付いたら観光地へGo! 🚶‍♂️

いそいで回る必要もないのでゆっくり散策もできます。関西に住んでいたときは、京都の神社仏閣を1日に1,2ヶ所にしぼり、ゆっくり拝観できました。

1~2日の旅行では回ることができない、ちょっと離れた観光地にもゆっくり行けます。そういうところがまたいい景色だったりするんですよね。

その土地の有名なお祭りや花火大会などのイベントも、ゆったり見ることができます。
日程を合わせて高いホテル代を払う必要もないし、渋滞に巻き込まれることもありません。地元の情報を得つつ、毎年見学も上手にできるようになっていきます。

温泉地が近いと、毎週のように日帰り温泉が楽しめます。

そして、その土地のおいしいものを季節ごとに味わえます。

今はお取り寄せもできますが、とれたての新鮮さが味わえるのはそこにいるから。地元でしか流通しないもの、ほかで食べると高くてなかなか手が出ないものも安く手に入りやすかったり。

また、特別な食べ物でなくても、その土地ならではの食べ方や味付けなどの食文化を知ることができるのも、地味に楽しいことです。

転勤族生活まっただ中の時は縁もゆかりもない土地での生活に寂しくなることもあると思いますが、あちこち住んだ経験は歳をとったときに絶対にいい思い出になります。宝物と言ってもいいくらいの経験です。

もっと楽しんでおけばよかった、もっとその土地のことを知ろうとすればよかった、もっと貪欲に行動すればよかったと今となってはちょっと後悔しています😔

会社のお金で旅行を楽しんでいるくらいの気持ちで、住んでいる場所を思い切り満喫してほしいと切に思います。楽しまないともったいないですよ。

住宅手当(家賃補助)が充実している

これは会社によるかもしれませんが、会社都合で転勤させられるわけなので、家賃補助はわりと手厚いのではないでしょうか。

我が家は、社有社宅 (会社が所有している物件) ではなく、借上社宅 (民間の賃貸物件を会社が借りて社員に貸し出す形) にずっと住んできました。物件は、指定される場合もあれば、複数候補のうちから選べる場合もありました。

夫の会社は、物件を会社側が決める形(選択できる場合も会社が出してきた選択肢の中からしか選べない)でしたが、知り合った転勤族の方では、自分たちで物件を探して契約し、会社に申請して補助が出るという方が多かったですね。

その方が自由に物件を選べますが、異動が決まって引越しするまでの短い間に、土地勘もない異動先の都市へ行き、数日で物件探しをするのはめちゃめちゃハードだと思います。

一方我が家の場合だと、不動産屋さんの資料で物件情報を知ることはできますがその場には行っていないので、周辺の環境については荷物を運び込む当日に初めて見るということになり、それはそれで不安もあります。幸いそれで問題があったことはなかったのでよかったですが。

物件の決め方には、どちらもメリット、デメリットがありますね。

借上げ社宅の物件はどんなものかというと、それなりにしっかりしたマンションで、広さは 60㎡〜80㎡ くらい。2 人だと 80㎡ は広すぎなくらいでした。

賃貸契約は会社がしてくれるので、自分たちはなにもしなくてよく、給料から自己負担額が天引きされます。
自己負担の金額はどのように算出されるのかわかりませんが、だいたい家賃の1/3〜1/4くらいなので、かなりありがたいです🙏。その分貯金にまわせます😌

もちろん立地や日当たりに不満がある場合もありましたが、支払っている家賃を考えると文句は言えないなぁという感じです。

人間関係の煩わしさが少なくてすむ

数年で引越ししてしまうので、いやな人間関係はリセットできます。

自分とは合わない人と知り合っても、一生付き合っていかなければならないわけではないと思うと気が楽です。

引越し後同じマンションの方にご挨拶に行っても、賃貸マンションは入れ替わりがあるので、ほぼ付き合いはなく会えば挨拶をする程度。平日家にいても、「あの奥さん、暇そうなのに働いてないのかしら。」なんてご近所でうわさになることもない、はず。気がつかなかっただけ !?😅 まあ気がつかなかったらよしとしましょう😉

ただその反面、せっかく仲良くなった友達とも離れてしまうことにもなるし、人間関係が希薄になるので、これをメリットと思うかデメリットと思うかは性格によるかもしれません。

あと、これはわたしがずぼらな性格で田舎出身だからなのだと思いますが、街で知り合いに会うことがほぼないのはとても気が楽です。

きちんとした格好していなくても、化粧していなくても、ちょっとそこまでならフラフラと出歩きます。その範囲が年々広がってきて、少しは気をつけたほうがいいと思う今日この頃……😅

引越しの段取りが上手になる

これだけ引越ししていると、ダンボールの箱詰め作業や手続きなどの流れや大変さはほぼ把握できてくるし、ちょっとした引越のコツも蓄積されてきます。

引越しのスケジュールの管理については、専用のファイルを作っておき、前回のメモを見ながら作業して、引越しのたびにアップデートしています。手続きし忘れなどで致命的なものもあるので😭

業者さんには褒めて頂くこともありますが、なかなか人の引越しのお手伝いをする機会もなく役立てられなくて残念😭

異動が決まってから新居での生活に慣れるまでの精神的肉体的な疲労をコントロールできようになったり、トラブル発生時にも淡々と対処する精神力も身についた点はよかったなぁと思います。人間的に強くなれたかな😌

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