転勤族、家は買う?買うならいつ?どこに?

転勤族ではなくても

家を購入するか、賃貸に住み続けるか
買うならどのタイミングか

多くの人が悩むところだと思います。

また

結婚しているか、独身か
子供がいるか、いないか

によっても、住宅購入をどう計画するかは大きく変わってきます。

さらに転勤族は数年先にどこにいるかもわからない中で生活しているので、計画を建てるのも難しく、特にお子さんのいるご家庭は、マイホームの購入については本当に悩まれるのではないでしょうか。

また、転勤族と言っても

転勤で1ヶ所にとどまる期間が短いのか、長いのか
転勤先の地域がある程度限定されているのか、日本全国(海外も)どこへ行くのかわからないのか

によって先の見通し度も違ってきます。

会社によって、業種によって、部署によってパターンも違うので「人それぞれ」としか言いようがないですが、今まで見聞きしてきた中でまとめてみました。

目次

家は買う?買うならいつ?

10年くらい前の情報なのでちょっと古いのですが、
夫が勤めている会社では、転勤の可能性のある従業員で40歳の時点でマイホームを所有していたのは、約半分だったそうです。

独身の人や子どものいない家庭ではマイホームの購入者は少なめと思われるので、お子さんがいる家庭に限れば、もう少し数字が上がると考えられます。

総務省の統計によると
2008年の年代別の持ち家世帯率は40〜44歳で57.7%
こちらは転勤族に限ってない割合です。

夫の勤める会社で見てみると、平均よりは低いですが、転勤族だからといって持ち家率が特別低いわけではなさそうです。

子どもの進学にあわせて定住を考え、定住するならマイホームを購入、という方が多いのではないでしょうか。

私の周りでも、お子さんの中学校(早い方は小学校)入学前にマイホームを購入して、その後は単身赴任になるという話が多かったです(会社はいろいろ)。

その他には

二重社宅で一時期お父さんだけ単身赴任して過ごし、子供が大学生になって家を出たらまた夫婦で一緒に暮らして、その後家を購入したという方もいましたし、

家の購入売却をしつつ、ずっと家族一緒に引越ししていたご家庭もありました。
転勤になった時に売却したり賃貸に出したり、という方法もあり、それを見越した好立地の物件を購入するという手もありますね。ただ、買い手や借り手が見つかるかどうかの不安はありますが。

また、転勤する範囲が狭いまたは転勤がない職種に変わったり、転職したという方もいました。

どこに買う?

転勤族はいろいろな場所に住んで選択肢が広がってしまうこともあり、決断するのが難しくなる面もあると思います。家の場所を決めるには、次のことを考慮する方が多いのではないでしょうか。

実家(出身地)の近く

夫婦のどちらかの実家の近くに購入を考える方も多いと思います。土地勘もあって相場などもわかるので探しやすいし、子育ての時期に頼れること、将来の親の介護のことを考えると、近くに住めるのは安心です。

単身赴任になったときのために、子育て時に頼りやすいように妻の実家の近くを検討する傾向もあるように思います。

子どもの教育環境を考える

子どもが行きたい学校または子どもを通わせたい学校の通学区域であることや、学校の選択肢が多かったり、大学進学までを考慮して自宅から大学に通えるように、都市周辺部を検討する方も多いと思います。

住んでみて気に入ったところ

どちらの出身地でもないけれど、転勤して住んでみたらその土地が気に入って家を建てた、という方もいます。気候とか、土地柄とか、住みやすいなぁと感じる場所がありますよね。

私も、あまりにも夕陽がきれいで、ここに住んだら毎日この夕日を眺められるんだなぁって思った場所がありました。

単身赴任するときに交通の便がよいところ

優先順位は低いと思いますが、単身赴任になったことを考えると、新幹線などの駅に行きやすい場所が便利だと思います。

まとめ ー転勤族のマイホーム計画は難しいー

転勤族だと、定住を考える時期にどこに住んでいるかも大きな問題です。遠方で家を探したり建てたりするのはかなり困難です。

逆に今住んでいる場所が気に入っていて、次にどこに転勤になるかわからない場合、早めに決断して動き出さなくてはなくてはなりません。

ベストなタイミングで希望の場所にマイホームを購入、というのはかなり難しいですが、家族で話し合って優先順位を決めておくことが大切だと思います。また、いろいろなパターンをシミュレーションしておくことで、決断がしやすくなるかもしれません。

転勤を原則廃止にするとした企業も出てきました。世の中もその方向に進むと考えられます。

単身赴任で家族が離れて暮らしたり、引越しでの子どもの転校、配偶者の離職など、家族にとっても負担が大きい転勤族という働き方が減っていくのはいいことだと思います。

ただ、いろんな場所に住めたことは楽しかったし、いい経験で自分の財産になったと思うので、好きな場所に引越ししても続けられる仕事が増えたり、環境が整っていけばいいな、と思います。

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